日銀は3日、9月の短観(企業短期経済観測調査)の結果を公表した。自動車の業況判断DI(指数)は13ポイントのプラスとなり前回6月の調査にくらべ65ポイントの大幅な上昇となった。

業況判断DIは、景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値。前回の6月調査は震災を反映し、自動車のDIはマイナス52と、大企業製造業の中でマイナス幅が最も大きかった。今回調査では、半導体など部品供給網の復活により生産の回復が軌道に乗り始めたことを反映し大幅な改善につながった。

円高というマイナス要因はあるものの、3カ月先の見通しについても自動車はプラス24とさらに11ポイント改善する見通し。下期の挽回生産で大幅な増産になることを反映していると見られる。