2009年12月、資本提携を結んだフォルクスワーゲンとスズキ

9月22日、スズキがフォルクスワーゲンに対して送った反論書。これに、フォルクスワーゲンが回答していたことが判明した。

この反論書は、スズキがフォルクスワーゲンとの資本提携解消を決めた前日の9月11日、フォルクスワーゲンが発表した声明の内容に対してのもの。声明では、「スズキがフィアット製ディーゼルエンジンの調達を決めたのは、提携の包括契約違反と通告する」と指摘されていた。

これに対してスズキは、フォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルン会長に宛てて、鈴木修会長兼社長の名前で反論書を送付。「フィアットからのエンジン調達はフォルクスワーゲンとの確認済みの事項であり、包括契約違反には当たらない」と反論。フォルクスワーゲンの通告取り下げを9月30日までに求めていた。

9月30日、フォルクスワーゲンはスズキの反論書に回答。しかし、その内容は従来のフォルクスワーゲンの主張を繰り返したもので、通告の取り下げは行われなかったもよう。フォルクスワーゲンとスズキの話し合いは、平行線をたどっている。