IHIは9月30日、相生事業所(兵庫県相生市)内に石炭火力発電所の主要設備であるボイラプラントを模擬した燃焼試験設備が完成したと同日発表した。

この設備は、石炭燃焼能力が1時間当たり3tと世界最大規模の燃焼試験設備。低炭素社会に対応したボイラ設計技術・低環境負荷燃焼技術を短期間で開発・実用化するため、実機システムと同様のボイラ火炉内熱流動状態や排煙処理状態を再現できる。

また、設備にはCO2削減技術であるCCS(CO2回収貯留)関連設備を併設するとともに、CO2の回収を容易にする酸素燃焼技術の試験を可能とし、環境対応技術の開発を進めていく。

同社は今後、ボイラの環境負荷低減技術の開発を進め、事業の拡大を目指す。