北海道電力と東京電力、東北電力と東京電力の実証試験の概要

北海道電力、東北電力、東京電力の3社は、北海道電力と東京電力、東北電力と東京電力の2社間でそれぞれ『風力発電導入拡大に向けた実証試験』を行うと発表した。

北海道地域、東北地域をそれぞれ単独での事業化では、風力発電の出力変動に対応する調整力が不足するため、3社で協調して運用する。地域間連系線を活用して、東京電力の調整力を利用する。

具体的には、北海道電力は風力発電の出力変動を調整。東京電力は風力発電の出力予測にもとづく風力発電の出力変動に相当する電力を北海道電力から受電し、風力発電の出力変動相当を調整する。

東北電力の出力が不足する期間は、調整力に余裕のある東京電力が東北電力から電力を受電することで、東北電力の系統に新たな調整力を確保、東北電力がこの調整力を活用して風力発電の出力変動を調整する。

これらの施策とあわせて、風力発電の出力制御技術を組み合わせ、風力発電の導入拡大を目指すとしている。

また、これら実証試験を行うため、北海道電力で20万kW、東北電力は40万kWを募集量として風力発電事業者を募集。東北電力では、2020年度頃に東北地域全体で200万kW程度となるように導入拡大を目指して検討を進めていくとしている。

東北電力と東京電力の実証試験の概要 北海道電力と東京電力の実証試験の概要