東芝は29日、カザフスタンの国営企業、カザトムプロムと、レアメタル分野に関する合弁会社、「KTレアメタルズ」を同国に設立したと発表した。

両社は、2011年6月にレアアースを含むレアメタルに関する合弁会社の設立に関して基本合意。今回、カザフスタン政府より必要な許認可を取得したことで、新会社の設立、活動開始に至った。

新会社は、カザトムプロムのレアアースを含むレアメタル製造と、東芝の製品開発・製造販売のシナジーを生かす。両社で開発している超電導機器用の材料として使用されるニオブ材およびX線管などに使用されるベリリウム材等の応用製品や、タンタル材を世界的に販売していく。

また東芝は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構の支援を受けて、カザフスタンにおいてウランを抽出した後の溶液からレアメタル・レアアースを回収する実証実験を行っている。

今後は同技術を用いて、航空機やガスタービン用のスーパーアロイに用いられるレニウム、EV・HVのモーター用材料として用いられるレアアースの回収・販売、カザフスタン国内における新規供給源探査等、事業拡大を目指す。