スバル・レガシィ

富士重工業(スバル)の宮脇基寿常務執行役員(スバル技術本部長)は29日に三鷹市で開いた技術説明会で、長期的な燃費性能の改善について2020年までの5年間で2割強の引き上げを目指す意向を表明した。

同社は今年度から着手した5か年の中期経営計画(11〜15年度)で、スバル車の平均燃費を10年度比で3割改善する目標を掲げている。中長期的な環境性能について宮脇常務は「各カテゴリートップの燃費を確保したい」と強調し、「安全」や「走り」とともに重要課題としていく方針を示した。

そのうえで、現行中期計画の次のステージである16〜20年度の燃費改善は「(この間の)世の中の改善は2割程度と想定されるので、各カテゴリーでトップとなるにはそれを超える必要がある」と述べた。

同社は13年に水平対向エンジンを搭載したハイブリッド車を投入するなど、電動技術を強化する方針だが、宮脇常務は「電動化も拡大するが、(動力面では)内燃機関の改善が基本」とし、エンジンの改良を中心に燃費性能の底上げに取り組む方針を示した。

スバル・レガシィ スバルXV(フランクフルトモーターショー11)《撮影 土屋篤司》 富士重 宮脇常務《撮影 池原照雄》