三菱化学は、リチウムイオン電池用電解液を中国で製造する新会社を2012年2月をめどに設立すると発表した。新会社の社名は未定。総投資額は約25億円。電解液の生産能力は年間1万トン。

中国では今後、これまでの民生用に加え、車載用のリチウムイオン電池の生産拡大が見込まれ、電解液の需要も大きく伸びることが予想される。

同社はこうした需要に対応し、リチウムイオン電池用電解液の生産能力を確保するため、中国に電解液を製造する新会社を設立。既に決めている欧米の事業拠点も含め、世界展開を加速する。

電解液製造会社は、昨年9月に設立を発表した負極材の製造販売会社「青島雅能都化成有限公司」に続く、三菱化学の中国における電池材料事業の新しい拠点となる。

三菱化学は、リチウムイオン電池の主要4材料である電解液・負極材・正極材・セパレータすべてを取り扱う企業として、安定した品質と国内外にわたる万全の供給体制を整え、電池材料事業の拡大を図る。