奇瑞汽車(チェリー)の小型車、A1

中国政府が、10月1日から導入する新しいエコカー購入の補助金制度。その対象車種が27日、明らかになった。

10月からの新制度では、補助金支給の対象になるエコカーの燃費性能を、15.9km/リットル以上と制定。排気量が1.6リットル以下の小型車限定という点は変わらないが、燃費性能は従来の14.5km/リットル以上に対して、厳しくなった。

このため、対象車種は従来の427モデルから、37モデルへ激減。10分の1以下に絞り込まれた形となった。

新制度が不利となるのが、日本や韓国などの外資系メーカー。一汽トヨタ、広汽ホンダ、長安スズキなどが対象車リストから脱落。韓国系では、北京現代(ヒュンダイ)と東風悦達起亜(キア)が、リストに1台も入らなかったのだ。

一方、中国民族系メーカー(現地資本メーカー)では、奇瑞汽車(チェリー)が7車種をリストに載せるなど、全体の46%に当たる17モデルが中国民族系メーカーで占められた。

中国のエコカー購入補助は、1台につき3000元(約3万6000円)を支給。今回の新制度、地元中国民族系メーカーにとっては、販売の追い風となりそうだ。