日本自動車工業会の志賀俊之会長は、今後の電力不足への対応について、木・金曜日を休業にして土・日曜日を操業とした今夏の対応は「恒久的な対策では無い」と述べ、今冬や来年夏の取り組みについて明言を避けた。

志賀会長は、評判の悪かった休日シフトについて「当時は東京電力の計画停電で生産に大変な影響があった。夏に向けてサプライヤーの生産が復旧するのに合わせて自動車も増産して日本経済の復興に貢献するのが使命という思いで実行した」と説明。

結果的に「大きな電力不足は無かったが、それは結果論。自動車産業の経済への影響の大きさを考えると、休日シフトは間違っていなかった」と強気の姿勢を示した。

ただ「想像以上に従業員と家族、サプライヤーに負担をかけた」と反省。今後の対応については「あくまでも(休日シフトは)緊急的な対応。今後は東京電力に電力の安定供給をお願いして緊急的なことをしなくていいように願っている」と述べた。