神戸製鋼は27日、中国の鞍山鋼鉄集団公司と、自動車用冷延ハイテンの製造・販売を目的とする合弁会社の設立に関して共同検討を開始することで合意し、その旨の意向書を締結したと発表した。

今後、両社は、冷延ハイテンの製造設備、生産能力、立地、両社の役割など、合弁事業の枠組みや基本条件について、協議・検討を重ねる。神戸製鋼は、冷延ハイテン製造で最も重要な設備となる連続焼鈍設備を中心に検討を行う予定。

鉄鋼分野における中国での製造拠点は、特殊鋼線材の二次加工メーカー3社が稼動中だが、この合弁会社が実現した場合、薄板分野では初めての製造拠点となり、今後更に高まる自動車軽量化ニーズに対応するため、同社が得意とする薄板ハイテンを、中国でも供給する体制が整うこととなる。