ホンダ大山専務「新型エンジンは低・中回転域で力強さを発揮」

ホンダの大山龍寛専務執行役員は26日、新たに開発した二輪車用の700ccエンジンについて、「ニューコンセプトの商品にふさわしく、走る楽しさと高い環境性能の両立を目指したものだ」と力強く述べた。

ホンダといえば、高回転、高出力のエンジンを得意としてきた。しかし、今回の新エンジンはそういうものとは違うという。「低・中回転域で力強さを発揮するエンジンなんです」と大山専務。

その開発に当たり、ミドルクラスユーザーの市街地から高速道路までの走行傾向、通勤やツーリングなどの使用用途を徹底的に調査した。その結果、ほとんどのユーザーが140km/h以下で走行し、そして回転数は6000rpm以下ということが分かった。

そこで、ユーザーが頻繁に使用する速度域と回転域で楽しさを最大限に発揮できる特性とするため、「常用回転域で力強いトルクを発揮する扱いやすい出力特性の低燃費エンジン」を開発コンセプトに設定したそうだ。

そして、誕生したエンジンは力強さのほかに、確実な燃焼によって低燃費も実現。ミドルクラス最高の27km/リットル以上で、同クラスのスポーツモデルと比較して40%以上も燃費性能が優れているとのこと。

「新たな分野へのチャレンジであった」と大山専務は話し、今後のスポーツモデルに積極的に搭載して商品ラインナップの充実化を図っていく計画だ。

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