ホンダ・大山龍寛取締役専務執行役員≪撮影 小松哲也≫

ホンダの大山龍寛専務は、新開発の中型二輪車向け700ccエンジンについて「大型ファンモデルとして初めて海外部品を積極的に調達し、海外部品比率は4割に達する」と述べた(一部既報)。

新開発エンジンは熊本製作所で生産する。二輪車は海外比率が圧倒的に高いが、新開発エンジンは国内で生産する。コスト競争力を強化のため、海外製部品を積極的に活用することにした。

新開発エンジンのコンセプトを策定したのは4年前。大山専務は「4年間も時間を要したのは、為替水準が厳しくコストを下げるためだった」としている。小型コミューターでは海外製部品を積極的に活用してきたが、大型ファンモデルでは国内製部品が中心だった。今回、円高に配慮し開発・調達部門が連携を強化、アジア製部品を積極的に採用した。

大山専務は「(4年前の)当時よりもさらに(円高)ふれており、十分では無いものの、熊本で生産したかった想いを達成できる段階になった」としている。