お披露目された耳カーで被災地支援を訴えるマギー審司さん《撮影 中島みなみ》

巨大な耳を持つ「耳カー」の除幕・出発式(26日、都内)にゲスト出演したマギー審司さんが、耳カーを前に被災地支援を訴えた。宮城県気仙沼市出身のマギーさんは、被災地の避難所や小学校などを訪れ、独自の支援活動にも力を注いでいる。

耳カーを初めて見たマギーさん。大きくなった耳で名を広めただけに「一度、テレビ局にこれで入ってみたい」と、べたほめ。「モーターショーが終わるとどうなるんでしょうね、このクルマのことを、こんなに考えているのは僕だけですよ」と、イベントが終わった後の車両の行く末を気にする様子で笑いをとっていたが、あることから一変して真顔に。

「被災地には動物を飼いたいけど叶わずにいる仮住まいの人や、人と話す時間が少ない年配の人など困っている人が多くいる。そうした人たちのためにも、話すだけで募金できるので、ぜひ支援をお願いしたい」と、真剣になった。

東京モーターショー11のPRカーとして活躍する「耳カー」だが、一般の人がテーマに沿った意見を耳カーにつぶやいたり、モーターショーのホームぺージから耳カー宛てに書き込むと、一声につき10円が日本赤十字会を通じて岩手、宮城、福島の各県に義捐金として送られる仕組みになっている。

この義捐金(ぎえんきん)は、耳カーを製作、運営する日本自動車工業会、エフエム東京とJ-WAVEの3社が負担するものだ。

マギーさんは、自身のホームページでボーリング大会を開催し、避難所や仮設住宅の被災者へ開催費を湯たんぽなどに換えて、支援する活動も続けている。

「これだけで終わってほしくない。耳カーに募金箱積んで気仙沼を回ったりできたらうれしいですよね」と、被災地への思いが止まらなかった。

耳カーが問いかけるテーマは「どんなクルマが世界を変える?」だ。その答えになる自分なりのアイデアを耳カーに向かってつぶやくだけ。

耳カー初のつぶやきを求められたマギーさんは、「未来をかえるクルマは空を飛べるクルマ。できればこの耳が羽根になって飛んでくれるとうれしいですね。耳カーで夢がでっかくなっちゃった!」と、おなじみのギャグを披露。取り巻く見学者を笑顔にした。

お披露目された耳カーで被災地支援を訴えるマギー審司さん《撮影 中島みなみ》