21日20時00分ごろ、東京地下鉄の運行状況。《撮影 高木啓》

仕事を早く切り上げ帰宅した会社員は46%---。マクロミルは、首都圏1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に通勤する会社員を対象に「台風15号に関する調査」を実施した。大型台風の影響で交通機関の運行状況が乱れた21日に、帰宅時の状況についてたずねた。

●台風の影響で「仕事を早く切り上げて帰宅」した…46%

帰宅の時間帯に台風が接近していたことでどのような行動をとったかを尋ねたところ、「仕事を早く切り上げて帰宅した」が46%と最多、「会社で台風が過ぎるのを待った」17%、「他の路線やバスなど乗り換えを繰り返して帰宅した」8%だった。

仕事を早く切り上げて帰宅をしなかった人に対して、帰宅にどれくらい時間がかかったか尋ねると、「いつもの2倍」が33%。2倍以上かかった人は合計で66%となった。

●交通機関の運行状況は「パソコンのインターネットで検索」…4割超

帰宅時に交通機関の運行状況を何で調べたか尋ねたところ、「パソコンのインターネット」が47%で最も多く、次いで「駅のアナウンス・掲示を見る」が42%、「携帯電話のインターネット」が32%。情報の即時性が高いといわれる「ツィッター」を使った人は12%だった。

●「震災を経て、冷静に行動できたと思う」…約6割

3月11日の地震発生直後の首都圏の交通機関が混乱した時の経験を経て、今回は「震災時の教訓が活かされたか」尋ねたところ、「活かされたと思う」と回答した人は42%だった。

「活かされた」と思う理由については、「混雑が予想される時間帯を避けて早めに行動した」「電車を使わないルートを調べてあった」「強引な帰宅は避けて落ち着いてから帰宅した」など。いっぽう「活かされなかった」という人からは「台風に対する見通しが甘かった」「結果的に帰宅難民が大量に発生した」などのコメントがあった。「震災を経て、今回の台風時に冷静に行動できたか」を尋ねると57%が「はい」と回答した。

調査手法はインターネットリサーチ、期間は21〜22日、有効回答は399人。