日本鉄鋼連盟が発表した8月の粗鋼生産量は前年同月比0.1%増の890万8000tと、6か月ぶりに増加した。

東日本大震災による部品不足の影響で減産を強いられてきた国内の自動車生産が回復してきたこともあって、粗鋼生産も増加してきた。ただ、8月の1日当たり粗鋼生産は28万7400tで、7月と比べて2.7%減だった。

炉別生産では転炉鋼が前年同月比0.1%増の706万5000tと6カ月ぶりに増加した。電炉鋼はどう0.3%増の184万3000tと2カ月連続でプラスとなった。

鋼種別生産では、普通鋼が同1.8%減の683万8000tと2カ月ぶりにマイナスとなった。特殊鋼はどう6.9%増の206万9000tと6か月ぶりに増加した。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は同0.7%減の792万2000tと6か月連続マイナスとなった。

銑鉄生産は同1.7%増の695万9000tとなり、6か月ぶりの増加となった。8月末の高炉稼働基数は前月同様の33基中27基だった。