ダイハツ工業の伊奈功一社長《撮影 宮崎壮人》

ダイハツ工業の伊奈功一社長は20日、主力海外拠点であるインドネシアでの生産能力を21012年末には最大で年50万台規模に拡大するとの方針を明らかにした。

ダイハツはトヨタ自動車向けを含むとインドネシアで最大の自動車生産を行っている。今年5月には従来年28万台だった能力を33万台に引き上げたほか、夏には新工場の建設に着手した。新工場は年10万台の能力で12年末に稼動予定。

その時点では合計年43万台の能力となるものの、これは2直定時でのキャパシティーであり、伊奈社長は「フルに残業すれば50万台程度は可能」と述べた。インドネシアの新車需要は高水準で推移しているが、年50万台体制で「当面の需要には対応できる」と展望した。

同国ではトヨタも先週、第2工場の建設による能力増を発表し、年11万台を数年内に18万台に引き上げる計画。両社はグループで補完しながら東南アジアの成長マーケットに対応していく構えだ。

ダイハツ・ミライース《撮影 宮崎壮人》