フォートラベルは、運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト・フォートラベル」で会員を対象に「2011年夏休みの旅行動向調査」を実施した。

調査結果によると夏休みの連続休暇日数は平均7.4日で、昨年の7.8日より0.4日減少した。休暇日数の分布で一番多かったのが「5日間」で16.9%、次いで「9日間」が16.2%、6日間が11.1%となり、順位は昨年と変わらなかった。休暇日数が「4日間」以下の人が昨年から減り、「6日間」、「9日間」が増加した。特に「6日間」は昨年からの伸び率が最も高かった。

取得した月でみると8月に取得した人は66.0%と、昨年から3.5ポイント減少し、9月以降に取得する人が増えた。

夏休みの過ごし方は「海外旅行」が42.9%と最も多く、続いて「国内旅行」で22.6%、「自宅中心で過ごす」が15.1%、「帰省」が5.7%だった。

昨年調査と比較した場合、「海外旅行」が9.8ポイント上昇し、「国内旅行」が5.5ポイント減となった。震災直後は旅行を自粛する傾向も見られたが、ゴールデンウィーク以降、震災による自粛ムードは見られず、今夏は昨年の水準以上に旅行に対する意欲が回復している模様。特に円高が進んだこともあって海外旅行が人気となった。

海外旅行の旅行期間は平均8.1日で、昨年よりも0.6日増加した。旅行費用の平均は22.4万円で、昨年よりも2.3万円増加となった。これは欧米など遠方の旅行先が増えたことによる旅行日数の増加や燃油サーチャージの高騰による影響が大きいと見られる。

行き先は「アジア」が44.1%で最も多く、続いて「ヨーロッパ」、「北米」の順となった。

国内旅行の旅行期間は平均3.8日で、昨年よりも0.3日減少した。旅行費用は6.4万円で昨年よりも0.2万円増加した。国内旅行の行き先は多い順に「北海道」、「沖縄県」、「長野県」で、京都府が東京都と同数で5位になった以外は、昨年と同じ顔触れとなった。

「夏の旅行の計画や実施をする中で、例年と違った点や違うと感じたことがあったか」との質問では「ある」の回答が24.0%、「ない」が57.3%だった。「ある」と回答したのは20代が最も少なく、年代が上がるにつれて多くなる傾向にあった。また「子どもがいる人」は、いない人と比較して「ある」と回答が多く、「原発を考慮した安全性の高い旅先を選んだ」という意見が多かった。