今年7月、群馬県渋川市内の国道353号で、路上駐車していた高所作業車(トラック)が無人のまま滑走。対向の路線バス2台と衝突して5人が負傷した事故について、群馬県警は12日、この車両を運転していた40歳の男を自動車運転過失傷害容疑で書類送検した。

群馬県警・渋川署によると、問題の事故は2011年7月5日の午後3時20分ごろ発生している。渋川市北橘町八崎付近で路上駐車していた電気工事会社が所有する高所作業車が無人のまま滑走。対向車線側へ逸脱し、順走してきた路線バス2台と次々に衝突した。この事故で2台のバスに乗車していた女性5人が軽傷を負っている。

車両は事故直前に現場へ到着。高圧電線に接触していた木の枝を切り落とす作業の準備を進めていた。運転してきた40歳の男が車両から離れたところ、下り坂をゆっくりと滑走していったという。

警察ではタイヤの前に車止めを設置するなど、適切な滑走防止措置を怠ってたと判断。これが事故に結びついたとして、男を自動車運転過失傷害容疑で書類送検した。