12日午前0時50分ごろ、岐阜県岐阜市内の国道156号を走行していた軽乗用車と、対向してきたイノシシ9頭が次々に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた男性が重傷。イノシシは全頭が死亡している。

岐阜県警・岐阜中署によると、現場は岐阜市日野南付近で片側1車線。中央分離帯が設置され、上下線は完全に分離されている。同市内に在住する32歳男性の運転する軽乗用車が順走していたところ、逆走してきたイノシシ9頭と次々に衝突。クルマは衝突を回避しようと急ハンドルを切った弾みで路外へ逸脱した。

はね飛ばしたイノシシが屋根部に落ちてくるなどしたため、クルマは大破。運転していた男性は鎖骨を骨折する重傷。イノシシは全頭が即死している。イノシシは親子とみられ、最初に衝突した親は約40m先まで弾き飛ばされていた。

現場は山間部に隣接した市街地。調べに対して男性は「イノシシが走ってきたことはわかったが、避ける間もなく衝突した」などと供述しているようだ。事故当時の速度は約60km/hだった。