西武グループの遊園地「としまえん」用地(東京都練馬区)が、東京都に買収される可能性がでてきた。都市計画公園として用地取得に踏み出す「整備方針改定案」を9月16日に公表する。

東京都は改定案を公表後、20日には都民からパブリックコメントを求める。12月中には整備方針として決定したい考えだ。

としまえんは豊島左近太夫景村の居城跡を公開したことからその名が付けられ、1926年(大正15年)に開園した。東京都は、この一帯を1957年(昭和32年)に、「練馬城址(じょうし)公園」として都市計画決定している。

26.6haの計画面積のうち、すでに分譲住宅として売却された戸建て住宅部分と河川部分を除き、21.9ヘクタールを優先整備区域に指定し、今後10年以内に国から事業認可を受けて、用地取得交渉に乗り出したい意向だ。防災機能を強化した都立公園として整備を目指す。

「東京都は公園面積もまだまだ少ないので作っていきたい。緑の空間、防災、レクレーションの場としても役立つ」と、東京都の担当者は話している。