東京商工リサーチが発表した全国企業倒産状況によると、8月の倒産件数は前年同月比3.5%減の1026件となり、4か月ぶりに前年を下回った。

東日本大震災関連の倒産は72件だった。

負債総額は前年同月比3.2倍の7940億4500万円と大幅増。8月としては3年ぶりに5000億円を上回った。これは、和牛オーナー制度運営の安愚楽牧場(負債4330億円)と、消費者金融業のSFコーポレーション(同1897億円)の大型倒産が影響した。

地区別では9地区のうち、4地区で前年同月を上回ったものの、震災の被災地である東北は8か月連続で減少した。都道府県別では18県で前年同月を上回った。

倒産件数が増加したのは、東日本大震災関連の倒産が72件発生するなど震災が影響したことが挙げられる。震災関連倒産は8月末までに累計318件発生している。

産業別では、5か月連続のサービス業をはじめ、農・林・漁・鉱業、小売業がそれぞれ前年同月を上回った。