日機装は、ベトナムのハノイ近郊にある100%子会社ニッキソウ・ベトナム(NVI)の航空機用エンジン部品の製造能力を増強すると発表した。

投資額は最大3000万ドル。

米国の大手ナセルメーカーとの間で、新たに民間航空機向けの炭素繊維複合材部品の長期供給契約を締結したため。

NVIは、近年の航空機需要に対応し、為替リスクの回避と、現地の良質な労働力を確保することで、価格競争力のある生産体制の構築を進めてきた。2011年3月には、ボーイング「777」用のエンジン部品であるブロッカードアの出荷を開始している。

今回の供給契約は「日機装品質のベトナム製」航空機部品のメリットがさらに広く顧客に受け入れられたことを示すとしている。

NVIで製造する航空機用エンジン部品の連結売上高は、2016年には50億円程度に拡大すると予測。このうち本供給契約に基づく部品の連結売上高は25億円程度になる見込み。