古河電気工業は、旭電機、井上製作所、古河パワーコンポーネンツの完全子会社3社を2013年4月をメドに統合すると発表した。

今回の子会社の統合は、中期経営計画「ニューフロンティア2012」での「伝送インフラ事業のグローバル成長」に向けた施策の一環で、統合新会社は、新エネルギーを含む送配電システムソリューションを提供する企業として2016年には売上げ約300億円を目指す。

今後の電力事業は、国内市場で、スマートグリッドに代表される送配電網高度化や、太陽光や風力に代表される自然エネルギー関連、蓄電池などの電力エネルギーの貯蔵システムなどの技術開発が進み、これらに関連した市場の成長が見込まれる。海外では、経済成長の著しい中国やアジア諸国、ブラジル、ロシアの電力インフラ構築の需要増加が見込まれている。

こうした中、部品子会社3社を統合し、ケーブル会社とも連携を強化することで、発電所から需要家までの電力供給網全域をカバーする、総合電力部品のメーカーとして活動できる体制を構築する。

統合により3社の持つ資源の選択と集中を進め、国内外の製造拠点の再編、投資や資源の効率化などにより、事業基盤の安定化を図る。高収益な体質を強化していくとともに、顧客の多様化・高度化するニーズに対応した新製品を創出していく構え。