NTNは、中国江蘇省南京市に産業機械用軸受を生産する合弁会社を設立すると発表した。新会社は「南京恩梯恩精密機電(南京NTN)」で資本金は100億円。恩梯恩(中国)投資が80%、NTNが20%出資する。

投資額は約150億円で、2012年10月から量産を開始する予定。従業員数は当初400人でスタートし、2015年度には約1200人まで増やす計画だ。

NTNは今年4月から3年間の中期経営計画「躍進2013」で「現地・現物・現人」の方針により、世界各地の成長市場、産業機械向けの事業強化を掲げている。これまで中国では8つの生産拠点で主に自動車用の軸受や等速ジョイントの生産体制を強化してきた。

今回設立する南京NTNは、中国市場で需要増加が見込まれる風力発電機や建設機械、鉄鋼設備をはじめとする産業機械用の各種軸受を一貫生産する。

NTNの中国での産業機械向け事業は、販売、技術開発体制の強化に加え、産業機械用の大形・超大形軸受の現地生産の拡大で、生産・販売・技術が一体となって事業を加速していく方針だ。