慶應義塾大学の電動フルフラットバス

慶應義塾大学が開発を進めてきた電動フルフラットバスが、2011年8月23日、神奈川県藤沢市の湘南台駅〜慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス間で、一般市民を乗せて公道試乗会を行った。

同大学では、環境省からの委託事業として、神奈川県の指導を受け、社団法人神奈川県バス協会、いすゞ自動車、東芝、ブリヂストン等の協力により、電動低床フルフラットバスの開発を続けてきた。今年3月17日に車検を取得し、4月20日に公開していた。今回試乗会に供されたのはこの車両だ。

バッテリーやインバーターを内蔵したアルミ製コンポーネントビルトイン式フレーム、インホイールモーターを収めた8輪車という基本構造は、同大学が2004年に発表した『エリーカ』と基本的に同じ。バッテリーは東芝製SCiBを使用している。満充電での航続距離は120km。いすゞが製作を担当したボディもアルミ製となる。

今回は事前の公募で選ばれた一般市民を乗せ、当該区間の路線バスを運行する神奈川中央交通の運転手により、湘南台駅と湘南藤沢キャンパス間を2度往復した。今月27日には場所を横浜市内に移し、同様の試乗会を行う予定としている。

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