横浜ゴムが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、国内外のタイヤ販売が好調で売上高が前年同期比10.2%増の1294億円となった。

収益は営業利益が同29.9%減の41億円と減益となった。為替差損や販管費の増加を販売量の増加やコスト改善などで吸収したものの、原材料価格の高騰を値上げでカバーしきれなかった。

ただ、前年同期よりも円高が緩やかに進行したことで営業外の為替差損が大幅に縮小したため、経常利益は同22.6%増の40億円、純利益は同74.3%増の28億円と増益だった。

4〜6月期のタイヤ事業の売上高が同12.1%増の1038億円、営業利益が同30.1%減の37億円と増収減益だった。東日本大震災の影響で国内新車用が落ち込んだものの、国内市販向けや北米、欧州、中国を中心とした海外市場が好調で増収となった。収益では原材料価格高騰の影響で減益となった。

今期は決算期を3月31日から12月31日に変更するため、2011年4月1日から2011年12月31日までの9か月決算となる。業績予想は5月20日公表値を据え置いた。