旭テックが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比78.7%減の1億6100万円と大幅減益となった。

売上高は同7.3%減の170億2700万円と減収となった。東日本大震災の影響で自動車メーカーのサプライチェーン(供給網)に相当の制約が発生したことから乗用車・トラック部品関連の需要が減少した。また大型送電幹線工事の終了による需要の減少、子会社旭テック環境ソリューションを売却したことも減収要因となった。

収益では、売上高の減少に伴う利益の減少や販売価格の低下、原材料価格の上昇で営業減益となった。経常利益は同51.8%減の2億4000万円と大幅減益だった。当期純利益は、震災に伴う操業度差異1億3600万円を特別損失に計上、8600万円となった。

通期連結業績見通しは、乗用車・トラック部品関連の需要の減少が震災の影響で相当期間続くと予想していたものの、当初の予想より早く回復する見通しとなった。このため、売上高が前回予想より40億円増の770億円、営業利益が4億5000万円増の23億5000万円、経常利益が4億8000万円増の20億円、最終利益が4億6000万円増の15億円に上方修正した。