ゼロが発表した2011年6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比75.5%増の12億4500万円と大幅増益となった。

売上高は同1.7%増の526億8300万円と増収だった。自動車関連事業は、エコカー補助金による新社販売の増加の効果があったものの、東日本大震災後のガソリン供給規制など社会インフラの影響を受け、グループの輸送体制にも影響を受けた。このため、新車輸送における売上高はマイナスとなった。ただ、震災後の中古車需要もあって中古車輸送の売上高は、前期を上回った。

一般貨物事業は、政府の経済対策の一つである家電エコポイント制度や地上デジタル放送対応テレビへの切り替え需要などの恩恵もあって主要取引先である家電量販店向けの取扱量が増大、売上は伸びた。

収益では自動車関連事業の利益率改善の効果などから経常利益は同78.2%増の12億9200万円、当期純利益が同133.6%増の4億6100万円と増益だった。

今期の業績見通しは売上高が同0.6%増の530億円、営業利益が同36.5%増の17億円、経常利益が同30.0%増の16億8000万円、最終利益が同60.3%増の7億4000万円となる見通し。