富士火災海上保険が5日発表した2011年4〜6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍増の40億円となった。

一般企業の売上高にあたる正味収入保険料は、個人分野が伸びて火災保険は増収となったものの、主力の自動車保険が新車販売台数の減少が響いて落ち込んだことなどから、同2.8%減の649億円だった。

その一方で異常危険準備金取崩の増加や、コスト削減、賞与支給時期の変更などによる事業費減少などが寄与し、増益となった。

また第1四半期の東日本大地震の発生保険金(富士火災単体ベース)は家計地震で309億円となったが、全額を責任準備金から取り崩すため、損益への影響は無いとしている。