古河電池が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比21.6%減の2億9000万円と減益だった。

売上高は同2.1%減の89億6500万円と減収だった。東日本大震災でサプライチェーンが寸断されたことによる自動車メーカーを中心とした減産などが影響した。ただ、予想以上の急速な回復により生産活動が持ち直し、同社も小幅な減収にとどまった。

収益では試験研究費の増加などの影響で、経常利益は同8.8%減の3億3800万円となった。当期純利益は、震災による修繕費など特別損失を計上、税金費用を考慮した結果、同35.8%減の1億1100万円だった。

中間期業績見通しは、新車組付け用が震災による減産の影響を受けた結果、前回発表を下回る見込み。営業利益、経常利益、四半期純利益は、海外子会社の利益向上、当初見込んでいた研究開発費の下期へのずれ込みなどで前回発表を上回る見込み。通期業績見通しは前回予想を据え置いた。