スズキ・鈴木俊宏副社長≪撮影 小松哲也≫

スズキの鈴木俊宏副社長は3日、独フォルクスワーゲン(VW)が決算会見でスズキとの提携関係を見直す方針を明らかにしたことについて、その内容の説明を待っている段階とした上で、「どう考えているか伝えてくれるのが本来だ」と不快感を示した。

鈴木副社長は同日都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「向こうの決算発表の中で再検討しているというコメントがあったので、うちとしてはその再検討しているという状況についての説明を待っている段階」と述べ、提携関係見直しの方針がVW側から一方的に発せられたことを明らかにした。

また本来パートナーであるスズキにまず話す問題を一方的に示されたことに対し、不信感や不快感はあるかとの問いには「仰った通りだと思います」と述べた。さらに2009年末の提携発表後、具体的な成果が出てこないのが見直しの背景にあるのではないかとの指摘に対しては「進め方としての話と思っている」とし、協業に着手する以前の入り口論でこう着していることをうかがわせた。

スズキ決算会見≪撮影 小松哲也≫