トヨタ自動車・伊地知隆彦専務《撮影 小松哲也》

トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は2日、今年度の原価改善の規模が前年度を上回るとの見通しを示すとともに「原価改善に限界はない」との考えを示した。伊地知専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。

伊地知専務は「原価改善の実力は、グロスでは年間で3000億円程度と、これまでもいってきたが、おそらく今期は3000億円をだいぶ超えるレベルまできている」と述べた。その一方で「ネットでは1200億円の効果しかでてこない。この差額は原材料の高騰」と説明した上で、「それを乗り越えて来年も改善していく」と強調した。

さらに伊地知専務は「原価改善に限界なんか無い。毎日無駄は発生している。その毎日、無駄が発生するのをきちっと摘み取る、この作業は永遠に続く。工場だって人が変わり、生産台数が変わり、設備が変わると必ず無駄がでる。それを一人ひとりが無駄を省いていく、この活動というのは永遠に続く」と述べた。

トヨタ自動車決算会見《撮影 小松哲也》 トヨタ堤工場参考画像