トヨタ自動車・伊地知隆彦専務《撮影 小松哲也》

トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は2日、今年の中国での販売について東日本大震災前に策定した計画台数である90万台の達成に自信を示した。伊地知専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。

伊地知専務は中国市場について「日本メーカーの供給不足で市場が落ちているのか、市場全体が政府の経済政策で落ちているのか、ちょっとわかりにくいところある」としながらも、「その中でも我々は期初(計画)の90万台はやっていけると思う」と述べた。

さらに伊地知専務は「震災の影響でタマ不足で苦しんではいるが、終わった7月(の販売)が130%くらいだったので、タマさえ揃えば戦えるぞという気持ちにはなっている」と強調した。また供給不足からの挽回策として「中国ではカムリとカローラが主力車種で、いわゆる販売施策を、ここに集中させる」考えを明らかにした。

トヨタの7月の中国での販売実績は前年比28%増の8万2500台。この結果、今年1月から7月までの累計販売台数は前年同期比2.4%増の43万7000台になった。トヨタの中国での暦年ベースの販売計画である90万台は、前年に対して6%の伸びを見込むことになる。

トヨタ自動車決算会見《撮影 小松哲也》 カムリハイブリッド(北京モーターショー10)