松本剛外相(2日・外務省)《撮影者 中島みなみ》

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が7日から9日に来日する。滞在中、福島県を訪問し、佐藤雄平知事と会談。被災状況や復旧・復興に向けた取り組みについて意見交換する。また、被災者との対話も行う予定だ。

潘氏は7日の日本到着後、すぐに福島県に入り、相馬市などの被災地を訪問する予定。予定されている菅直人首相への表敬、松本剛外相との会談は、8日夕方以降になる。事務総長の訪問は、ありのままの被災地の現状が海外にも伝えられるとして、福島県でも歓迎している。

また、潘氏はアフリカの南スーダンへのPKO(平和維持活動)の派遣を日本に対して要請する模様。2日の会見で松本剛外相は「正式に要請いただければ、しっかり検討することになる。(PKOは)国際社会の一員としての役割を果たす上で大切」と述べた。

ただ「具体的な派遣の決定は、状況や求められている条件、わが国の体制や自衛隊能力の余裕など総合的に勘案して決定されることになる。南スーダン派遣の是非について、今は申し上げることはできない」とした。