経済産業省が7月29日発表した6月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)によると、輸送機械工業の指数は前月にくらべ18.5%の大幅な上昇となった。部品の復旧で自動車の生産が回復しつつあることを裏付けた。

輸送機械工業では普通乗用車や普通トラック、駆動伝導・操縦装置部品などが生産増に寄与した。出荷も普通乗用車、普通トラック、小型乗用車などが寄与し前月にくらべ37.4%の大幅な増加となった。鉱工業全体では前月にくらべ3.9%の上昇となり、生産、出荷とも輸送機械工業や電機がけん引した。経済産業省では6月の基調判断を「回復しつつある」とし前月からの判断を据え置いた。

7月、8月の生産は引き続き回復が続くと見込まれるものの、輸送機械工業では前月に比べ7月が4.6%増、8月が5.6%増と伸びが鈍る見通しだ。