マツダ・尾崎清副社長≪撮影 小松哲也≫

マツダの尾崎清副社長は29日、東日本大震災を契機に部品の共通化が業界内で議論されていることについて「安直な共通化というのはできないと思う」との考えを示した。尾崎副社長は同日都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。

尾崎副社長は「基本的に色んな策をしても今回みたいな広域な災害というのはそう簡単に防げないと思う」とした上で、「やはり車を造って売る以上はやはり個性を出したい。個性のない商品であれば、とにかく安ければよかろうという議論にしかならない。パソコンとはちょっと違う」と指摘。

さらに「乗って楽しみたい人もいるわけで、移動手段としてだけのツールではない。そういう意味では安直な共通化というのはやっぱりできないと思っている」と述べた。その一方で「調達の分散というのは、やらなくちゃいけない」とも強調した。