日野自動車の山本章正専務は、2011年4〜6月期の決算発表会見で、円高対策として、現在建設中の茨城県の新工場でコアとなる部品を集中生産し、これを海外に輸出して現地で組み立てるなどして「円高耐久力を考えていく」とコメントした。

為替は1ドル=70円台に突入しており、同社は輸出台数が多いことから収益悪化が避けられない状況だ。4〜6月期の為替差損は6億円を計上した。

山本専務は「円高進行で即応策は持っていないが、1ドル=70円は限界を感じる」との認識を示した。その上で、現在建設中の新工場では基幹部品を集中生産し、これを海外に輸出して組み立てるなどして、為替変動に柔軟に対応していく構えを示した。