公正取引委員会は、自動車用ベアリングなどの価格についてカルテルを結んでいた容疑でベアリング大手4社の本社などに独占禁止法違反(不当な取引制限)違反の疑いで強制調査に入った。

価格カルテルの疑いが持たれているのは日本精工、NTN、ジェイテクト、不二越の4社で、この4社で国内ベアリング市場の8割を占めている。公取では、国民生活に大きな影響を及ぼしかねない悪質なカルテルと見て、強制調査に着手した。

関係者によると4社は、原材料価格が高騰して収益が悪化していた2004年ごろから、自動車用ベアリングなどの値上げ幅を調整する価格カルテルを結んだ疑い。市場規模は約4000億〜5000億円規模。

4社は公取の立ち入り検査を受けたことを認めた上で「公正取引委員会による調査に全面的に協力する」とコメント。