20日午後10時35分ごろ、兵庫県佐用町内の中国自動車道下り線で、ガス欠を起こして路肩に停車していた乗用車に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。この事故でクルマの近くにいた女性2人がはねられ、死傷している。

兵庫県警・高速隊によると、現場は佐用町本位田甲付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車は第1車線にはみ出す状態で停車していたが、これに気づかず後ろから進行してきた大型トラックが追突した。

乗用車は前方に押し出され、車外に立っていた女性2人を直撃。このうち77歳の女性が全身強打でまもなく死亡。クルマの運転者とみられる山口県光市内に在住する49歳の女性が頭部を強打し、意識不明の重体となっている。

警察はトラックを運転していた広島県広島市内に在住する26歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

乗用車はガス欠を起こし、現場で立ち往生。連絡を受けたJAF(日本自動車連盟)のロードサービス隊が向かってる最中だった。JAFのスタッフは「ガードレール外で待機しているように」と指示したが、通報者の女性は「1人は足が悪く、ガードレールを乗り越えられない」と答えていたという。

逮捕された男は調べに対して「クルマが止まっていることには直前まで気がつかなかった」などと供述しているようだ。