鬼怒川ゴム工業は、韓国の和承R&Aとインドでの自動車用ゴム部品事業での業務提携に向けて検討することで合意した。インドで特定の自動車用ゴム・樹脂部品を両社が協力して生産するとともに、インド以外の地域での業務提携についても、両社で検討する。

鬼怒川ゴムと和承は、主に自動車用ゴム部品を製造している。両社の主要取引先である自動車メーカーは、新興国を中心としたグローバルな需要拡大に対応してグローバル生産を急拡大させている。また、コスト削減のための部品の現地調達率も高まっている。

こうした中で、両社は顧客からの現地生産ニーズに迅速に応えると同時に、海外進出に伴うリスクをできるだけ回避した経営を行うため、両社の海外拠点が近接している地域を中心に、両社の経営資源を有効活用することで合意した。

具体的には、鬼怒川ゴムがインドで販売する特定の車体シール部品とホース部品について、和承の現地子会社に生産の一部委託を検討する。鬼怒川ゴムは自社の製品を製造するため、和承が開発したゴム、樹脂材料を購入して活用する。