王子特殊紙は19日、包装材料・工業用ポリプロピレンフィルムの生産を行っている滋賀工場において、コンデンサ用薄物専用ポリプロピレンフィルム生産設備の新設すると発表した。

同社では、近年、太陽光発電、風力発電や車両等のインフラ設備、ハイブリッド自動車や電気自動車などのエコカーの需要が急拡大しており、それらの主要部品であるインバータユニットに使用されるコンデンサの需要もさらに大きく伸びると予想。

その中でも、ハイブリッド自動車に使用されているコンデンサ用のポリプロピレンフィルムは世界最薄の3ミクロン以下のフィルムが使用されており、今後も一層の薄膜化が要求されていくことを想定。さらに薄膜化された世界最薄のフィルムを安定して生産するためには専用設備が必要と判断した。

同社は、滋賀工場の工業用ポリプロピレンフィルム事業を、生産技術面で、競争力を持つ薄物、高機能品などの特殊分野に集中し、今後も拡充強化していくとしている。