JAF GP概要発表会見に臨んだ面々。前列左からGTAの坂東正明代表、FSWの加藤裕明社長、JRPの白井裕社長。後列左からロッテラー、松田次生、小暮卓史の各選手《写真 遠藤俊幸》

フォーミュラ・ニッポン第3戦開催中の富士スピードウェイにおいて、今年が2度目の開催となるシーズン末の特別戦「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011」の大会概要が発表された。

“国内最速・最高峰2大レース、夢の競演!〜モータースポーツ界に新たな伝説が生まれる〜”という明快なキャッチコピーからも分かるように、これはSUPER GTとFニッポンが同時開催されるスペシャルなレースイベント(いずれもシリーズ戦には含まれない)。両シリーズの統括団体であるGTAとJRP、そして富士スピードウェイ(FSW)の3社の連携によって昨年初めて実現した試みで、日本モータースポーツの活性化、新たなレースイベントの提案、ファンへの感謝という3つのテーマを掲げ、今年はさらに震災復興支援大会としての開催となる。

大会会期は11月11〜13日。昨年の第1回大会との大きな違いは、Fニッポンの決勝レースが最終日の1回だけになることだ。これはGTとのダブル参戦ドライバーの負担軽減を考えての判断で、11日にGTのフリー走行&予選とFニッポンのフリー走行、12日にGTの決勝第1レースとFニッポンの予選、そして13日にGT決勝第2レースとFニッポン決勝レースが開催される。決勝レースはいずれも100km(22周)の原則ノーピット・スプリント決戦で、GTは500クラスと300クラスを個別に実施し、コンビの一方が第1レースを、もう一方が第2レースを戦うかたちになる(GT500とGT300は、それぞれ2レース総合で最終結果が決まる)。

都合5回も最高峰カテゴリーの決勝レースを観戦できる他、往年の名手が競うレジェンドカップも昨年に続いての開催が検討されている。昨年のアンケートでは「約98%の方々に、ぜひ次回も来たい、というお答えをいただいている」(加藤裕明FSW社長)とのことで、GTAの坂東正明代表は「地域行政とも連携を深め、静岡県のお祭りになっていくようにしたい」と、第2回大会に向けて意気込む。

なお8月13日には、FSW近郊で建設中の新東名高速道路の本線上で開催されるふれあいイベント「東富士ハイウェイパーク」にFUJI SPRINT CUP実行委員会がブースを出展、SUPER GTマシンとFニッポンマシンのデモランも計画されている。SUPER GT、Fニッポンともにシリーズ戦が中盤からクライマックスへと向かうにつれ、このスペシャルな大会への注目も増していくことになりそうだ。

今年はFニッポンが決勝一本勝負になる旨などが発表され《写真 遠藤俊幸》 昨年のJAF GPは盛況だった。2度目の今季はさらにパワーアップした内容に期待《写真 遠藤俊幸》 昨年の表彰式は夕闇迫るメインストレート上で実施。ファンとの距離も近い《写真 遠藤俊幸》 賞金も、選手とチームにとっては魅力のひとつ《写真 遠藤俊幸》 昨年のレジェンドカップには、往年の名選手ジェフ・リース(中央)ら懐かしい面々が参戦してくれた。今年も開催を検討中《写真 遠藤俊幸》