コスモ石油は、3月11日の東日本大震災に伴って千葉製油所で発生した火災事故についての事故調査委員会による調査で判明した事実を公表した。

同社は、社外有識者を含めた事故調査委員会を4月1日に発足、委員会と分科会を開催してきた。次回委員会を7月下旬に予定しており、ここで事故調査委員会としての事故原因と再発防止策を報告書をとしてまとめる予定。

これまでの事故調査委員会と分科会による調査の結果、事故の経過は、14時46分に発生した最初の地震で、開放検査により満水状態となっていたLPGタンクの支柱の筋交い部分が破断した。15時15分に発生した2回目の地震により、筋交いが破断した支柱が折れ曲がり、LPGタンクが倒壊、周辺の配管からLPGが漏洩した。

15時47分頃、漏洩・拡散したLPGが着火し、倒壊したLPGタンク付近で火災が発生した。17時4分頃、隣接LPGタンクが火災の影響により内圧に耐えられず爆発し、火災が拡大した。震災当時、タンクは開放検査中で、タンク内の空気を除去するために水を注入していた。

液状化現象の影響はほとんど無かったことを確認したとしている。