楽天トラベルは、7月16日から8月31日の夏休み期間中の旅行予約の見通しをまとめた。

それによると今夏の予約状況は国内旅行が前年同期比19.9%増、海外旅行が同34.6%増と大幅に増加する見通し。

東日本大震災以降、自粛ムードなどもあって一時的に旅行需要は落ち込んだものの、ゴールデンウィーク以降は、前年同期比2ケタ増で推移しており、震災前の水準に戻りつつある。

また、今夏は、電力需給が厳しいことから多くの企業で長期休暇の取得促進や休暇の分散、土日出勤・稼動などのさまざまな節電対策が採られている。こうした企業の取り組みを背景に、旅行者のニーズも多様化し、国内旅行では7連泊以上の予約が同23.9%増、海外旅行では10連泊以上の予約が同39.7%と高い伸び率となっている。

国内旅行のエリア別を見ると、長野が同40.1%増となっている。軽井沢・蓼科・安曇野の高原エリアが好調であることから、涼を求めて避暑地へ移動する旅行者を取り込んでいる模様。

また、3月に全線開業した九州新幹線の効果もあって九州地方が好調で、熊本が同45.4%増、大分が同33.4%増となっており、阿蘇などのレジャーエリアが伸びている。大阪についても同31.6%増と好調で、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の10周年効果もあって震災以降の旅行者の西日本シフトが加速している。

一方、海外旅行のエリア別では、全体的に近場のアジア諸国が人気で、韓国が同49.7%増、台湾が同47.4%増、タイが同59.0%増となっている。