京都嵐山付近を走るクロネコヤマト(三菱ミニキャブMiEV)《撮影 杉山淳一》

国土交通省は12日、2010年度の宅配便取扱実績をまとめた。それによると、昨年度の取扱個数は前年度比2.6%増の32億1983万個となり、3年ぶりに増加した。

インターネットなどを利用した通信販売向けの商品開発による需要拡大や各社の営業努力による新規需要開拓などが要因。

取扱個数首位はヤマト運輸の宅急便で、前年度比7.0%増の13億4877万個。2位の佐川急便「飛脚宅配便」は同6.1%増の11億9404個で、この上位2便で全取扱個数の8割を占めた。

郵便事業会社によるゆうパックは、昨年7月のペリカン便との統合で同31.4%増の3億4682万個と増加したが、統合時の遅配で顧客離れが進み、ゆうパックとペリカン便合計の個数では、2009年度の4億5622万個から2010年度には3億9372万個へと14%減少している。

一方、2010年度のメール便取扱冊数は同2.1%増の52億4264万冊となり、増加傾向が続いている。