UDトラックス竹内社長「1か月分の在庫を確保し生産」

UDトラックスの竹内覚社長は11日、新中型トラック『コンドルMK/LK』の発表会で、東日本大震災後の生産状況について「3月28日から全工場で生産を再開し、GW前には稼働率が100%になった」と述べた。

自動車メーカーの多くがフル生産になかなか戻れない中、UDトラックスはいち早く震災前の状態を取り戻したわけだ。「うちはグローバル調達の部品が多かったので、被害を最小限にすることができた」と竹内社長。

とはいうものの、心配がないわけではない。サプライヤーの中には福島県下の企業が10社ほどあるからだ。「福島原発の影響でサプライヤーの生産が止まる可能性もあるので、リスク管理の面から、1か月分の在庫を保管しながら生産をすることにした」という。

それらの部品を海外から調達してもよかったが、竹内社長は「日本の空洞化に拍車をかけてしまうので、なるべく日本の企業を使いながら、うまく生産を行っていきたかった」と話し、1か月分の在庫を持ちながら生産を行う決断をしたそうだ。