日産グローバル本社(横浜)《撮影 高木啓》

米国のジェンパクトは7月11日、日産自動車との長年にわたる提携関係を強化し、日産の人事関連業務のシェアードサービスセンターである「日産ヒューマン・インフォメーション・サービス」(NHIS)の経営権を取得すると発表した。

日産の子会社であるNHISは2000年から事業運営を行っており、現在、世界の約5万4000人の日産従業員に対する人事関連業務を担当している。

協力関係の契約期間は7年間で、ジェンパクトは人事関連業務に関する専門知識を活かし、日産に給与計算、福利厚生、人材配置、教育訓練などの重要な人事関連サービスを提供する。

NHISは名称を「ジェンパクト・ジャパン・サービス」に変更、日本国内でジェンパクトのサービス提供能力を大幅に増強する。日産グループ企業とその関連企業に加えて、ジェンパクトの今後の顧客や既存顧客にもサービスを提供する。

日本でのサービス提供では、中国・大連で幅広い実績を持つジェンパクトのサービス体制とシームレスに連動し、これらを活用することで、コストメリットを追求する。

また、ジェンパクトではプロセス・リエンジニアリングを実施し、同社が提供する人事関連業務の効率向上を図る。同社の従業員の雇用と労働条件は維持する。

ジェンパクトと日産は6年以上前から協働関係にあり、日産に対し財務会計、購買、サプライチェーンマネジメント、カスタマーサービス、製造、解析などのサービスを提供している。