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8日午前0時30分ごろ、新潟県村上市内の県道を走行していた乗用車が、前を進行していた山車に追突する事故が起きた。男性8人がはねられ、このうち2人が死亡。6人が重軽傷を負った。警察はクルマを運転していた20歳の男を逮捕している。

新潟県警・村上署によると、現場は村上市上片町付近で片側1車線の直線区間。山車は「おしゃぎり」と呼ばれており、6日と7日に開催された新潟県の無形民俗文化財に指定されている「村上大祭」で使用。事故当時は約40人でけん引し、保管場所までの回送を行っている途中だった。クルマは減速しないまま進行し、山車の後方にいた8人を次々にはねたものとみられる。

この事故で44歳と67歳の男性が全身強打でまもなく死亡。57歳の男性が意識不明の重体。他の5人が骨折や打撲などの重軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する20歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

死傷者は後方警戒の要員。調べに対して男は「大勢の人をはねてしまったことは間違いない」と供述しているようだ。祭の本番中は山車が通るルートの交通規制が行われるが、回送の際には行われていなかった。