豊田通商は、今年4月に中国現地法人の豊田通商(中国)有限公司の100%出資で、豊田通商(太倉)特鋼加工有限公司を上海近郊の江蘇省太倉市に設立。特殊鋼の保管、切断、検査、輸送を行う同社が、本格稼働を開始した。

従来、自動車向け特殊鋼については日本からの輸出やKD部品輸出が中心となっており、中国材は一部限定的な採用にとどまっていた。しかし、近年現地調達化の環境も整ってきたため、中国材採用に向けた評価が各社で進んでいる。

豊田通商は豊特鋼を特殊鋼センター事業のモデルケースと位置づけており、今後グローバルな展開を図る上での中核事業体として、5年後に売上高30億円を目指すとしている。