夏の旅行動向

フォートラベルは4日、夏休みの過ごし方についてのアンケート結果を発表した。今夏の連続休暇日数の平均は「7.4日」。最も回答の多かった休暇日数は「5日」で全体の約2割。続いて「9日」が17.3%、「10日」が11.3%の順。

節電対策の一環で企業が長期の夏季休暇を設けるケースがあるが、これを裏付けるように「15日以上」が昨年の2.8%より3.2ポイント高い6.0%となった。ただ、全体への影響は限定的で、多くの企業では、休暇日数は例年とほぼ変わらない傾向にある。

夏休みの過ごし方が決まっている人は73.5%で、内訳は「海外旅行」が47.5%と半分近い。「国内旅行」も21.6%で、「自宅中心で過ごす」は13.4%だった。関東圏では、海外旅行を始め旅行意欲が高く、「自宅中心で過ごす」は、10.6%にとどまる。福島第一原発の影響もあってから遠出の意欲が高い。

過ごし方を決めていない人は昨年より3.2ポイント多い26.5%となった。「同行者との調整の問題」と「休暇の問題」で半数以上を占め、旅行日程の確保がネックとなっている。

海外旅行の旅行期間は平均「8.5日」で、1人あたりの旅行費用の平均は「23.5万円」だった。行き先は「アジア」が44.5%で人気が最も高く、次いで「ヨーロッパ」の30.8%、「北米」の12.5%が続く。旅行実施予定は「8月」が43.2%、「7月」が34.2%。

国内旅行の旅行期間は平均「3.9日」で、1人あたりの旅行費用の平均は「6.6万円」。行き先は「北海道」、「沖縄」、ついで「長野」という順だった。旅行実施予定は「8月」が57.0%で最も多かった。

「今行きたい旅のテーマ」を複数回答で聞いたところ、「リゾート&バケーション」が55.0%で最多で、「自然」も51.0%と人気。理由は「のんびりしたいから」「リフレッシュしたいから」などの意見が多く、「震災直後にできなかった分も夏は旅を楽しみたい」「安心できる場で子供と過ごしたい」などの意見も。

全体的に旅の自粛ムードは沈静化傾向にあり、震災以降、蓄積されたストレスや疲れからの解放、心身の癒し、家族との対話などを旅に求める傾向が強くなっている模様だ。

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